テスラのロボタクシーは米国の7都市圏に、専用車「Cybercab」もテキサスで生産開始(2026年4〜6月期の資料から)
米テスラが2026年7月22日の決算発表にあわせて出した2026年4〜6月期の資料(米証券取引委員会への提出書類)によると、テスラの無人タクシー「Robotaxi(ロボタクシー)」は米国の7つの大都市圏で走っています。ロボタクシー専用の車「Cybercab(サイバーキャブ)」も、テキサス州の工場で生産が始まりました。
- ロボタクシーが走るのは、サンフランシスコのベイエリア(安全のための運転手が同乗)と、オースティン・ダラス・ヒューストン・マイアミ・オーランド・タンパの7都市圏。フェニックスとラスベガスは準備中
- マイアミ・オーランド・タンパでは、2026年7月に人の監視の無い運行での乗車を始めた。オースティンでは無人で走る区域を広げた
- Cybercab はテキサスの工場で生産を始め、公道での試験走行と、工場の敷地内での社員の乗車も始めた
どこで走っているのか
| 都市圏 | 資料での状態 |
|---|---|
| サンフランシスコ・ベイエリア | 運行中(安全のための運転手が乗る) |
| オースティン・ダラス・ヒューストン | 運行中・人の監視の無い運行を拡大中 |
| マイアミ・オーランド・タンパ | 運行中・2026年7月に監視の無い乗車を開始 |
| フェニックス・ラスベガス | 準備中 |
資料は、ほかの米国の都市への拡大に向けて、試験走行、許可の手続き、消防や警察など救急の担当者への説明を続けているとしています。サンフランシスコのベイエリアでは、テスラの運転支援「FSD(Supervised)」を使い、カリフォルニア州の旅客運送の許可のもとで走っています。
専用車 Cybercab の今
Cybercab は、ロボタクシー用に作られた専用の車です。資料によると、テキサス州の工場(ギガファクトリー・テキサス)で生産が始まり、生産された車での公道の試験走行が4〜6月期に始まりました。7月からは工場の敷地内で社員を乗せています。
資料には、テキサスの工場に年125,000台を超える生産の設備を入れたとありますが、これは設備の能力で、いまの生産のペースではないと注記されています。いつから大量に作るのかは、この資料には書かれていません。
日本で乗れる?買える?
資料に挙がっているロボタクシーの都市は、すべて米国です。日本でテスラのロボタクシーを走らせる計画は、この資料には書かれていません。
テスラの運転支援「FSD(Supervised)」は、資料の時点でオランダに続き、リトアニア・エストニア・デンマーク・ベルギーで承認を得たとしています。日本はこの一覧に入っていません。なお FSD(Supervised)は、運転する人が常に監視する必要がある機能で、車を自動運転にするものではない、と資料に書かれています。
Cybercab を個人が買えるかどうか、値段はいくらかも、この資料には書かれていません。
この発表をどう読むか
テスラは、走る都市を短い期間で増やしています。一方で、ベイエリアのように安全のための運転手が乗っている都市もあり、すべての都市で同じ形の無人運行をしているわけではありません。資料に書かれた「人の監視の無い運行を拡大中」が、どの範囲・何台の話なのかは、細かい数字が示されていません。
- 各都市で走っている台数と、人の監視の無い運行の範囲
- Cybercab を大量に作り始める時期と、個人向けに売るかどうか・値段
- 日本でロボタクシーを走らせる計画
このページは、各社の公式発表と報道をもとに編集部が日本語でまとめたものです。価格・発売時期・仕様は発表の時点のもので、変わることがあります。最新の情報と購入の条件は、各社の公式サイトでご確認ください。当サイトはロボットの販売や紹介料を受け取る案内はしていません。