J&Jの手術支援ロボット「OTTAVA」、米FDAの販売許可 手術台に4本の腕を組み込んだ形

医療・手術発表・報道 2026年7月22日|ロボット.shop編集部がまとめた日 2026年10月20日

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2026年7月22日、手術支援ロボットシステム「OTTAVA(オッタヴァ)」が、米食品医薬品局(FDA)の De Novo(デノボ)と呼ばれる手続きで販売の許可を得たと発表しました。ロボットの腕を手術台に組み込んだ形が特徴で、会社は「世界で初めての手術台一体型の軟部組織向けロボットシステム」としています。

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イメージ画像(AIで作成・実物ではありません)。ロボットの場面を表したもので、記事の機種や会社とは関係ありません。写っている2体はこのサイトのキャラクターです。
このニュースの要点
  • FDA の De Novo の許可。対象は胃のバイパス術、胆のうの摘出、虫垂の切除など10種類の一般外科の手術
  • ロボットの腕4本を手術台に組み込み、従来の据え置き型の装置より30〜50%場所を取らないと会社は説明している
  • まず米国の一部の病院と販売を始め、ほかの手術や国での許可も順に目指す

何が許可されたのか

De Novo は、似た既存の機器が無い新しい種類の医療機器について、米 FDA が販売を認める手続きです。発表で許可の対象として挙げられた手術は次のとおりです。

発表の要点の欄では「上腹部の手術」と書かれていますが、一覧には小腸や虫垂の手術も入っています。どこまでが対象かは、病院が FDA の許可の内容で確かめることになります。

OTTAVA の特徴

腕の数4本(手術台に組み込み)
場所天井から吊る型や台車の型の装置と比べて30〜50%少ない(会社が2025年9月時点の機種と比べた数字)
準備手術ごとに決めた姿勢を呼び出して準備を簡単にする。手術台と腕を一緒に動かして、患者の向きを変えられる
道具糸を誤って切りにくくした持針器、電気メスのはさみ
デジタル学習・映像・データの仕組み「Polyphonic」とつながる

この発表をどう読むか

手術支援ロボットは、手術室に大きな装置を置く形が多く、部屋の広さや準備の時間が課題とされてきました。OTTAVA は腕を手術台に収めることで、その点を変えようとしています。J&J は、まず米国の一部の病院で使い始め、成功例を積み上げることに力を入れるとしています。鼠径ヘルニアの手術についての米国の臨床試験も続いています。

日本での承認や販売については、今回の発表には書かれていません。どの手術を受けるか、ロボットを使うかどうかは、主治医と相談して決めることです。

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2026年10月20日時点で、まだ発表されていないこと
  • 日本での承認の申請や販売の予定
  • 値段
  • 米国で最初に導入する病院の名前と数
出典(編集部が原文を読んだ発表・報道)
  1. Johnson & Johnson Receives FDA Market Authorization in the U.S. for its OTTAVA Robotic Surgical System(Johnson & Johnson)(2026年7月22日)

このページは、各社の公式発表と報道をもとに編集部が日本語でまとめたものです。価格・発売時期・仕様は発表の時点のもので、変わることがあります。最新の情報と購入の条件は、各社の公式サイトでご確認ください。当サイトはロボットの販売や紹介料を受け取る案内はしていません。

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